デッドストックのノートに1冊1テーマで描いたドローイング集は、これまで50冊以上制作され、フィリップ・ワイズベッカーのライフワークとなっている。
『INTIMACY』とは、親密性という意味。子どもの頃、両親がとっていた通信販売のカタログをめくるのに夢中になり、ベッドサイドに置いて、毎晩寝る前に眺めていた。その古い通信販売の中にあった身近な物たちが大切に描かれている。
Philippe Weisbecker フィリップ・ワイズベッカー
1942 年生まれ。フランス国立高等装飾美術学校(パリ)卒業。1968 年ニューヨークに移住。アメリカの広告やエディトリアルのイラストレーションを数多く手がけながら、 アートワークも制作。2006 年フランスに帰国。現在はパリを拠点に活動し、欧米や日本で作品の発表を続けている。2002 年アンスティチュ・フランセ日本が運営するアーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ九条山(京都)で4 か月間滞在制作。
日本での作品発表も多く、2000 年クリエイションギャラリー G8 での初個展を皮切りに、2021 年公益財団法人 竹中大工道具館、2022 年ATELIER MUJI GINZA での個展など多数開催。東京オリンピック2020 の公式アートポスターも手がけた。広告の仕事も多く、JAGDA、NYADC、東京ADC など、国内外で受賞。作品集に『Philippe Weisbecker Works in Progress』( パイ・インターナショナル刊)、『HAND TOOLS』(888 ブックス刊)などがある。
著:フィリップ・ワイズベッカー
印刷:アイワード
発行:ハモニカブックス
定価:本体1,500円+税
発売日:2013年12月20日
【仕様】
サイズ:210 x136x 2ミリ
ページ:カラー 40ページ
装丁:中綴じ